病院もタダ、毎月の手当も充実｜児童福祉比較

子育てをする上で、子どもの病気やケガは、もっとも気をつけなけれないけないことのひとつです。また、万が一病気してしまった場合のかかりつけのお医者さんはぜひとも把握しておきたいもの。病院にかかれば治る病気やケガを、費用がかかるという思い込みで民間療法や市販薬に頼り、結果、最悪の事態を招いたというニュースも記憶に新しいところです。では、病院は高いのでしょうか？いえいえ。中学校修了前までの子どもには医療支給制度を設けている自治体が多いのです。これは、あらかじめ資格を登録・申請して、受給資格証をもらい、こちらを病院に提示することで、医療費が支給されるものです（※1）。
川口市の場合は、医科・歯科・調剤薬局が対象で、市内であれば、窓口で手続きが行われ、支払いなしで病院にかかることができます。市外の場合でも、一旦は自己負担分を支払うものの、申請して、後日支給を受けられます。

また、子ども一人あたり最大毎月15,000円が支給される児童手当もあります。こちらも申請が必要ですが、中学校卒業まで現金が支給されるというのはうれしい制度です（※2）。シングルマザー、ひとり親世帯には、月額42,5000円からの「児童扶養手当」もあります。川口市であれば子ども育成課でこうした制度の情報提供や相談に乗ってくれますので、電話・ネットでぜひ相談してみてください。加えて、川口市には子育て用品の購入を支援する「赤ちゃんにっこり応援金」というユニークな制度もあります。

◆川口市 子ども育成課
【庶務係】内線2621・2916 （直通）048-258-1112
【育成係】内線2928・2917・2084 （直通）048-258-1114
【給付係】内線2919・2937・2622・2623・2624・2619 （直通）048-258-1113
受付：8時30分～17時15分（土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く）
※1 健康保険証のほか、支給条件があります。詳しくは自治体のウェブサイトなどで確認してください。
※2 こちらも健康保険証のほか、支給条件があります。詳しくは自治体のウェブサイトなどで確認してください。

参考までに、川口市近隣市町村の児童福祉・子育て支援策も調べてみました。
◆さいたま市
・児童扶養手当：月額42,910円
・児童手当：月額15,000円（※）
・子育て支援医療費助成制度：中学校卒業まで　市内は窓口負担なし（現物給付）

◆越谷市
・児童扶養手当：月額42,910円
・児童手当：月額15,000円（※）
・こども医療費支給制度：中学校卒業まで　市内は窓口負担なし（現物給付）

◆蕨市
・児童扶養手当：月額42,910円
・児童手当：月額15,000円（※）
・こども医療費支給制度：中学校卒業まで　一部窓口負担なし

◆戸田市
・児童扶養手当：月額42,910円
・子ども手当：月額15,000円（※）
・こども医療費助成制度：中学校卒業まで（入院のみ18歳まで）　市内は窓口負担なし（現物給付）

◆草加市
・児童扶養手当：月額42,910円
・児童手当：月額15,000円（※）
・こども医療費支給制度：中学校卒業まで　市内は窓口負担なし（現物給付）

※児童手当の支給額は、各市とも児童の年齢によって異なります。

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