どうしても資金が必要なときは…

シングルマザーが寝る暇を惜しんで働いていても、どうしても月々の生活費が足らなかったり、引っ越しやお子様の就学資金など、まとまった資金が必要になることがあると思います。そうした時に貴女はどうしていますか?各種ローンなどを利用するといずれ高い金利で破綻してしまう恐れがあります。そうならないために、お勧めの貸付制度をご紹介します。(写真はイメージです。)

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度と言うものがあります。これは配偶者のいないひとり親家庭で、まとまった資金が必要となったときに貸し付けをしてくれる制度です。政府が定めた制度で厚生労働省が所管しているので、民間のローン会社で借り入れを行うより安心して利用できます。但しちゃんとした目的が無いと借り入れは出来ません。当然のことですが遊興費は対象外です。対象となる目的は、事業開始資金、事業継続資金、修学資金、技能習得資金、修業資金、就職支度資金、医療介護資金、生活資金、住宅資金、転宅資金、就学支度資金、お子様の結婚資金など多岐にわたります。実際に借りることが出来る金額や条件はそれぞれ目的によって違いますが、シングルマザーのご家庭で需要が多そうなものをピックアップします。

▼生活資金
条件:知識技能の習得中、医療若しくは介護中、ひとり親家庭になって間もない者の生活を安定・継続する間、失業中の生活費など

借入可能額:【一般】月額103,000円・【技能】月額141,000円

利率:無利子(保証人有)・ 年1.0%(保証人無)

▼転宅資金
条件:転居するために住宅の賃貸に必要な資金

借入可能額:260,000円

利率:無利子(保証人有)・ 年1.0%(保証人無)

▼修学資金
条件:お子様の高等学校、大学、高等専門学校、専修学校に就学するための授業料など

借入可能額:月額48,000円~96,000円(就学する学校によって変動します。)

利率:無利子

以上です。条件や目的によりますが、無利子で借りることが出来るのは大きいです。保証人無しの場合でも年利1.0%と民間のローン会社と比べれば格安です。シングルマザーでも安心して借りることが出来ると思います。まとまった資金が必要な際は、まずはお住まいになっている自治体の福祉担当窓口で相談してみてください。風俗やソープで働いていたとしても、まとまった資金が必要な時があるものです。安易に民間のローン会社を利用しないで、母子父子寡婦福祉資金貸付金の利用を検討することを推奨します。

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