シングルマザーが受給可能な手当②

母子家庭(父子家庭)の支援制度のご紹介第2弾です。(写真はイメージです。)
国や地方自治体の支援体制は、まだまだ不完全ではありますが、対象になる方は参考にしてもらいたいと思います。ひとり親家庭になる事情は、離婚だったり、パートナーの死別だったり、未婚でお子様を授かったり、様々な事情があるかと思いますが、お子様を健やかに育てるために受けられる支援は全て受けるべきです。金銭だけでは解決できない問題も多々ありますが、やはりお金は重要です。皆様の参考になれば幸いです。

■ひとり親家庭の医療費助成制度
母子家庭(父子家庭)を対象に、医療費の健康保険自己負担を助成してくれる制度になります。地方自治体が行っている制度なので、区市町村によって内容は異なります。現在助成を受けていない方は、一度区市町村の窓口に問い合わせしてみてください。

【支給対象者】
母子家庭(父子家庭)でお子様が18歳になった最初の3月31日まで支給を受けられます。(障害がある場合は20歳未満が対象)

この医療費の助成は所得制限があります。制限を超えていると助成は受けられません。
また生活保護の受給者は対象外になります。

■こども医療費助成
全ての家庭(生活保護や他の助成制度の受給者は対象外)が対象になっている助成制度です。お子様の医療機関等でかかった医療費の一部を助成してくれます。医療保険(社会保険・国民健康保険)に加入していれば、ひとり親家庭の医療費助成が所得制限で対象外の方も助成を受けられます。こちらも方自治体が行っている制度なので、区市町村によって内容は異なり、支給対象年齢は様々です。お住まいになっている区市町村の窓口に問い合わせしてください。

■母子家庭(父子家庭)の遺族年金
国民年金もしくは厚生年金に加入していた夫(妻)が死別した際に、亡くなった方の収入で生計を立てていた場合に受け取ることが出来る年金です。亡くなった方が年金の受給資格期間が25年以上あることが条件となっています。亡くなった方が加入していた年金の種類や収入、家族構成によって受給額は異なりますが、結構な額をもらえるのでだいぶ助かることは間違いありません。

今回は以上です。
その他の制度はまたレポートしたいと思います。
お子様のため、自分自身のため、助成制度の勉強をすることも必要です。
シングルマザーの方はお仕事を頑張るだけではなく、社会の助成制度は漏れなく受けていって欲しいと思います。

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