養育費受け取り保証モデル事業
兵庫県明石市は、離婚をしたひとり親世帯(主にシングルマザー)の子育て支援を目的に、別れた相手からの養育費を確実にもらえるよう市が保証料を負担するモデル事業を11月から始めると発表がありました。(画像はイメージです。)
明石市は今年度18人分の保証料を予算に盛り込み、来年度以降本格導入を検討するとのことです。1か月分の養育費と同額の保証料(上限は5万円)を市が保証サービス会社に支払い、保証を受けられるシステムになっています。離婚した相手からの養育費が支払われなかった場合に、保証サービス会社が5万円を限度額として、対象のひとり親世帯に支給してくれます。その上で保証サービス会社は支払い義務者に督促して回収するということです。
離婚した元夫が養育費を支払ってくれないというケースは多いので、これは画期的なシステムになりますね。全国の市町村に広がって欲しいものです。離婚した相手から養育費をちゃんともらえている世帯は24.3%にとどまるそうです。アベノミクスの恩恵が末端まで届いてない状況で、支払う意思があっても支払うのが困難な元夫も多いかとは思われますが、逃げ得と考えている輩も沢山いることでしょう。そんな悪質な奴らには保証サービス会社が厳しく取り立てをして欲しいものです。いずれにしてもお子様の養育で悩んでいるシングルマザーの方には朗報です。上限5万円とはいえ、あるのと無いのとでは大違いです。毎月の生活費に少しゆとりが出来ることでしょう。ただし、この保証が受けられるのは調停や公正証書で養育を受け取る取り決めを交わした方のみが対象です。口約束だけの場合は対象になりません。今回は明石市のモデル事業ですが、今後広がっていく可能性もあります。離婚を協議中の方は養育費をもらう約束は、ちゃんと公正証書で交わした方が宜しいかと思います。いずれお住いになっている市町村でも保証事業が始まるかもしれません。その時を考えて、公正証書を交わすようにしてください。
風俗店で働いている、もしくは風俗店で働こうとしている女性で離婚協議中の方もいらっしゃることでしょう。そういう方はお気軽に西川口石亭にご相談ください。親身になって的確なアドバイスをさせて頂きます。西川口石亭は、社会的に弱い立場のシングルマザーの方とお子様たちが、笑顔で暮らせる社会になることを願ってやみません。