ワーキングプアから脱するには…

足立区は「ひとり親家庭」に対しアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。（写真はイメージです。）
母子家庭においては、生活が苦しいという回答が61.3%、子供の教育費が足りないという回答が46%、仕事の影響で子供と過ごす時間が少ないという回答が65.9%だったそうです。そして約6割が非正規雇用で、年収が200万円未満の家庭が59.9%という、非常に深刻な結果となりました。この調査は2016年に実施されたものなので、今現在はもっとひどい状況になっている可能性も高いかと思われます。

年収が200万円未満ということは単純計算で月額17万円にも達しません。各種手当を支給されていても、これでは安定した生活は無理でしょう。子どもと過ごす時間が少なくなるほど働いても、年収200万円にも満たないまさしくワーキングプアと言える現状です。政府や企業が画期的な改革でもしない限り、この状況から脱することは非常に難しいと言わざるを得ません。毎日朝から遅くまで働き、レジャー、旅行、外食などは一切諦め、細々と生きていくしかありません。これでは夢も希望も持てません。

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