母子家庭で育った西武秋山選手が、ひとり親家庭の家族を招待して活躍
西武ライオンズ秋山選手は、5月13日の母の日にメットライフドームで行われたロッテ戦に、ひとり親家庭の親子19人を招待して、試合でも3安打を放つなど大活躍しました。(写真はイメージです。)
これは母の日恒例の支援活動で、2015年から続けています。試合前には招待された母親たちにカーネーションを手渡したり、記念写真の撮影をするなど交流をされたそうです。
秋山選手自身も、小学校6年生の時に父を病気で亡くされていて、兄弟二人を含め女手ひとつで育ててくれた母親の順子さんを試合に招待していました。
秋山選手が大活躍してチームも6対0と圧勝して、最高の親孝行となりました。
亡くなった父親は秋山選手が将来プロ野球選手になることを夢見ていたそうです。これを本当に実現した秋山選手も凄いですが、それを支えてきた母親の順子さんも立派というしかありません。
秋山選手は母の負担を少しでも減らすために、高校・大学は特待生として進学したとのこと。野球もそうですが、きっと勉学も人一倍頑張ったんでしょうね。
実はシングル家庭出身のプロ野球選手は沢山います。日本ハムの中田翔選手、巨人の杉内俊哉投手、DNAの山﨑康晃投手、広島の薮田和樹投手、ロッテの益田直也投手、中日の柳裕也投手、楽天の銀次選手、そして今年の1月にお亡くなりになった星野仙一さんも母子家庭で育ったそうです。
たまたまかもしれませんが、ピッチャーが多いですね。ひとり親家庭で育った自立心の強さが影響しているのでしょうか?
シングルマザーとしての生活に苦労されている方も多いことかと思いますが、こういった事例もあります。時には絶望を感じることもあるかもしれませんが、お子様と共に目標を持って、仕事に子育てに頑張ってほしいと思います。